白川道【病葉流れて Ⅱ・Ⅲ】
今まで白川道の本は、【流星たちの宴】、【海は涸いていた】、【天国への階段】、【終着駅】、【龍の道 飛翔篇】等を読んでいる。
この本は麻雀に命をかける若者の無謀な話であった。1000頁にも及ぶ話しだが、呆れながらも、あっという間に読み終わってしまった。読みながら、この話は著者のある程度、実話に基づく話なのではないだろうか、と思っている。
大学生の時から麻雀屋に入り浸り、大学生にはあるまじき無謀な賭け麻雀をしていた。大学生の新卒給料が4~5万円の時代、30万円、50万円をかける麻雀だ。穴があくと、親しい女性に100万円単位で金を借りていた。
そういう不良学生が大阪の電気会社に就職したが、長く続くはずがない。大阪の麻雀屋から会社に通う生活が続く。しかも徹マン明けで行くので、良い仕事などできるはずもない。
しかも、50万円、100万円と動く世界で、サラリーマンの5万円の生活など成り立つはずもない。間もなく辞表を出し、会社を辞めてしまった。
そして、今度は1000万円単位の金の動く麻雀にのめりこむことになる。いかさま、暴力団騒ぎ等何でもある世界だ。
読んでて全く痛快とは思うものの、私の住む世界じゃないなと思ってしまった。
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